本書は、中国における1644年の明清交替をはさむ百年余りの社会変動につき、江南(長江デルタ)の地方社会に焦点をあてて論じたものである。陽明学の流行や郷紳支配、民衆暴動など、明末の社会を特色づける様々な事象を大きな発展段階のなかに位置づけ、当時の人々がなぜそのような行動をとったのか、どのような状況が人々をその方向に向けてつき動かしていったのか、を具体的に示した。
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第1章 明末清初の地方社会と「世論」
第2章 明清時代の郷紳
第3章 明末社会と陽明学
第4章 「五人」像の成立―明末民変と江南社会
第5章 崇禎十七年の江南社会と北京情報
第6章 清初松江府社会と地方官たち
第7章 『歴年記』に見る清初地方社会の生活
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上面所述那樣的國家官僚和地方有力人士各自角色功能界線的模糊──更明顯地說,他們角色功能之本質上的同一性。
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